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花粉症はスギ花粉を注射すれば治るとか、ステロイド剤を服用するのは危険、など口コミ情報の嘘・ほんと、最新の治療法について日本アレルギー学会、昭和大学藤が丘病院内科呼吸器客員教授、刑部義美先生にインタビュー。
■予防薬を飲めば花粉症にならない?
刑部 世界的に大人も子供もアレルギーを押さえ込む薬、予防薬というのが第一選択薬ですね。
どのような成分なんですか?
刑部 アレルギー反応が起こることによって、我々の体内でいろいろな化学伝達物質が過剰に出るんです。本当はばい菌やウイルスをやっつける役割をするのですが、より多く出て自分の身体をやっつけてるんです。それを押さえ込もうとする薬です。本来アレルギーというのはいいことをやってる。反応がない人はね。でも症状が出る人というのは過剰にそれが出てくる。アレルギー反応を抑える薬を予防的に発症する前から飲んでもらうわけです。スギとかが鼻に入ってきても反応が起こらなくなります。
ほどよく出るようにする薬なんですね。
刑部 そうですね。今、化学伝達物質があんまり出ないようにする薬を開発しているんです。でもゼロになっちゃうと今度はウイルスやばい菌がダイレクトに入って来ちゃいますから、我々は無抵抗になってしまいます。
微妙な薬ですね。人によって処方する薬の種類は変わってきますか?
刑部 市販されている薬を含めて何十種類しかないですから、それを症状に合わせて、眠くならないとか、夜だけとかいろいろと患者さんの要望を聞きながら、処方してるんですよね。ただ飲んでみて効果があるかないかというのは、薬の構造がまったく同じモノじゃないですから、ちょっと違ったりすると、その人に効く効かないっていうのがありますけれども、投与してみて様子を見るしかないですね。
いつから飲めばいいですか。
刑部 スギの花粉ってだいたい1月の下旬頃からだから、1月の成人の日が終わった頃から飲んでもらって、終わるのがゴールデンウィーク頃。ただし、ヒノキがあると、梅雨の頃まで。昔は対処療法しかなかったんですよ。鼻水が出たら鼻水をとめる薬とかね。鼻が詰まったら鼻の粘膜を拡張させる薬とか。
花粉症はちゃんと薬を飲まないと、どんどんアレルゲンが増えていくって言われたことがあるんですけど。
刑部 それはないです。最初からアレルゲンのDNAは決まっていますから。でも症状は悪化していきます。

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