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昨年まではなんともなかったのに、ある年突然花粉症になってしまった……。花粉症ってどうしてなるの?そのメカニズムを、日本アレルギー学会、昭和大学藤が丘病院内科呼吸器客員教授、刑部義美先生にインタビュー。

刑部義美(おさかべ・よしみ)
医学博士。昭和大学藤が丘病院内科呼吸器の客員教授。昭和大学藤が丘病院(呼吸器内科・救命センター)勤続後、2002年おさかべクリニックを開業。アレルギー疾患(気管支喘息など)の研究に力をいれ、日本アレルギー学会ぜんそく死特別委員および、東京都アレルギー性疾患対策委員を兼任。 著書『ぜんそくで命を落とさないための本』(碧天舎刊)。日本アレルギー学会指導医・評議員。日本アレルギー学会喘息死特別委員。東京都アレルギー疾患対策喘息死部会委員。日本気管支鏡学会指導医。日本救急医学会指導医・評議員。関東救急医学会幹事。
■西洋文明がもたらしたもの
花粉症はいつ頃発見されたのでしょうか?
刑部 日本では1960年代です。最初はブタクサの花粉症が、耳鼻科でかなり問題になってました。ところが、60年代はブタクサ、ブタクサと言っていたのが、1970年代になって突然スギの花粉症が増加してきて、今にいたったわけです。

世界では日本より少し前の時期ですね。アメリカではブタクサの花粉症、カナダではメイプルが有名です。
どうしてこの年代から花粉症が出てきたのでしょうか?
刑部 文明の発達にしたがっていろいろ化学物質が出てくるじゃないですか。NOxとか排気ガスとか。1960年代はもはや戦後ではないから、経済成長に向けてどんどん発展していった。
NOxや花粉が化学反応を起こして花粉症が起こるということですか。
刑部 まあそうですね。花粉症ばっかりじゃなくて、アレルギー自体がだんだん増えていってます。花粉症もアトピーもぜんそくも結膜炎も全部同じ原因。西洋文明になるに従って、どんどん増えていくんですよ。

日本の戦前はそんなに文明は発達していなかったじゃないですか。だから、花粉症は問題にならなかったんです。だんだん西洋化していくに従って、だんだん増えてきたんじゃないかと思うんです。


アレルギー発症のメカニズム
出典:『鼻アレルギー診療ガイドライン──通年性鼻炎と花粉症』(ライフ・サイエンス刊)


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